プロゴルファー『合田 洋』公式ブログ
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中国から帰って参りました。


 太平洋クラブ・益子コースで開催された来年のツアー出場権をかけた試合・QT 3rdを落選した小生だったが、
結果としてファイナルステージに進めなかったという事実に対しての反省や余韻を感じる暇もなく、
今月2日早朝に羽田空港を発ち、
日本のメディアでは尖閣諸島の問題に揺れに揺れていると報じられること頻りである中国へと飛んだのである。

場所は首都・北京。

 日本の人が、ただ聞けば、何やら 「決死行」 のようなイメージすら湧く昨今の訪中だが、
いざ行ってみれば、それは どこ吹く風 の風情で、
尖閣問題が勃発するまえ何らと変わらない中国は、我々をニコやかに迎えてくれたように感じた。
 滞在は十日間。険悪なムードは何処にも無かった。
今回は中国人の生徒さんのキャンセルなどもなく、今年最後の訪中ということもあってか、
ことに週末は、山崎さんと二人で行うには少々ハードぎみの生徒数を熟したという次第である。

 毎度毎度のことなのだが、海外で仕事をしたり試合に出向くたび、
日本人の感性というか感覚というか、ことを細かく言えば、根本的な思想的道徳感などに、
残念な部分を感じざるを得ない、ときがある。
 若年のころよりアジアを始め、ヨーロッパ、アメリカ、オセアニアなどを
ゴルフをプレーするという仕事(目的)で巡ったのだが、と同時に、
それぞれの国で様々な人々の御世話になってきた小生である。
そんななか実は度々、日本人であることが恥ずかしくなる質問やコメントを頂戴することがあった。

 長年の総評として、結論を端的に言えば、海外を旅するなかで各国の人々に接するとき、日本人を好きだとか日本に興味があると言う人の多くは 大正時代以前の日本の姿であり日本人古来の生活や思想のイメージを持っているように感じてはいたのだ。
 少なくとも、昨今の日本や日本人に対して、ハッキリと興味があると応える人は少ないと感じるし、
逆に、奇妙な民族であり、奇怪な道徳感を持った、人ではない人に映っているように感じていた。

 『自由』 という言葉を完全に履き違えた人々・・・・

 日本人が人として瓦解してゆくというか、正直、人として終わりかけている感じをすら
感じてしまうのは小生だけなのだろうか。
道徳感? なのか? 確かに何かが完全に欠落しているのである。

 外国人に外国で接するとき、彼らと会話をするときなどに、ようは我が祖国・日本の在り方に疑問を持ってしまうのだが、
 実は、最も そういう感覚に苛まれる瞬間 というのがある。

 それは、外国で、海外で活躍する日本人に接したときだ。
同じ日本人でありながら、彼らの眼をみながら、彼らと会話を重ねていけばいくほど、
海外に住まう日本人に接すれば接するほど、
日本に住んでいる日本人に対して哀しい感情が吹き出てしまうのである。




Posted by : 合田洋 | 記事 | 09:30 | - | - | - | - |
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